92射目 東京マルイ スコーピオン Mod.D ロングインナーバレル(215mm)交換
スコーピオンMOD.Dの初速向上計画ですが、そもそもスプリング交換は最終手段として考えています。
これはスタンダード電動ガンにも言えますが、スプリング交換をして得た初速は、他の何かとトレードオフと考えているからです。
それはサイクルであったり、耐久性だったりする訳ですが、ネットで情報を集めると、特にコンパクト電動ガンのメカボは耐久性があまりなさそうです。
経験はまだありませんが、メカボが割れてしまうと損失が大きい(精神的な)ので避けたいところ。
ある程度試してみたあと、それ以上初速が上がらないようなら、カスタム技術が追いつかないことに目をつぶって、それがその電動ガンの限界と思うようにしています。
そしてこの中古購入したスコーピオンMOD.M。
前オーナーの説明では新品購入6ヶ月、ライラクスのインナーバレル、パッキンもライラクス製ということで期待していたのですが、初速が0.2で73.5という期待を裏切る結果でした。
この間の記事で、メカボのオーバーホールとパッキン交換、高効率配線&FET導入で77.2まで取り戻したのですが、主に外で使う予定なのでまだ物足りません。
そこでコイツを購入しました。
ライラクス ロングインナーバレル(215mm)。
Amazon価格は3,600円ほど。
購入するまではかなり迷いました…。
なにしろ、既に同じメーカーのインナーバレル(182mm)が実装されているので、交換して得ることができる物は33mmの長さによる恩恵だけです。
その割にいいお値段…。
でも、手っ取り早く初速を上げるにはコレが最適と考えて購入に至りました。
上が新しく買ったインナーバレルですが、33mmとはいえ、並べると結構違いますね。
想定どおりですが、組み込むとこのくらいはみ出ます。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、純正ハイダーからもわずかに飛び出るので、サプレッサー等で隠す必要がありますね。
さて、初速はいかに…。
ほんの僅かに上がりました…。
80に乗ってくれれば御の字だったのですが、そんなにうまくはいかないですね。
これ以上となると、機密の再調整と、スプリングのヘタリを疑わざるを得ない状況です。
ネット情報では箱出して83位なので、いかに安物買いの銭失いを地で行く感じになりつつありますが、まあ、引き続き楽しくやっていこうと思います。
91射目 東京マルイ スコーピオン Mod.D用にドラムマガジンを買った
娘が通う小学校クラスが学年閉鎖になりました。
予定していた本州出張も取り消しになったし、オミクロン影響がジワジワと身近なものになってきました。
そんな中、昨日近所のホビーオフ寄ったところ、以前から欲しかったものを販売していました。
東京マルイ スコーピオンシリーズ用 370連射ドラムマガジンです。
Amazon価格で3,500円前後のところ、中古品で税込み2,200円でした。
見た感じとてもキレイだったので新品かと思いましたが、よく見ると差し込んだときの擦ったような跡がありました。
まあ、マガジンなんてすぐ傷つくし、ある意味消耗品なので多少の傷は全く気になりません。
問題は弾上がりによる給弾不良が発生しないかどうかの一点です。
早速スコーピオンMOD.Dに差し込んでみます。
従来のマガジンに比べてこじんまりしましたが、違和感はないですね。
試しに構えてみたところ、ドラムの横幅が、ハンドガードを持とうとすると少し邪魔に感じたので、フォアグリップが必要と感じました。
多段は走るとジャラジャラするのがネックですが、小柄で取り回しがいい電動ガンの装弾数確保は至上命題ですので、必要悪と思うようにします。
あとは80弱の初速をなんとか向上させたいと思いますが、どうしようかな〜。
90射目 FC1タイプ レプリカコンパクトドットサイト
雪がエグい!!
この時期には不相応の湿った雪のおかげで体がバキバキ。
道路も片側一車線がデフォだし、その中でをヨボヨボの爺さんが自転車で走っているというカオスな日常です。
早く春が訪れて雪が溶けて欲しいですね。
最近ブログの更新を滞らせていましたが、その間にコイツを買いました。
タイトル通り、FC1タイプ レプリカコンパクトドットサイトです。
コンパクトドットサイトと言えば、マルイのマイクロプロサイトが人気ですが、以前に購入した、スコーピオンMOD.C用のドットサイトとして、より似合いそうな物を探して、コイツを見つけました。
Amazon価格は6,500円前後。
今回も中古品をメルカリにて3,000円で購入しました。
なかなか近未来的なフォルムなので、スコーピオンに似合いそうです。
説明書がないので具体的にはわかりませんが、輝度を複数段階で調整可能。
ドットも小さくて邪魔にならなさそうです。
動作確認をしたところ、ゼロインの調整範囲も広めなので融通が利きそう。
唯一のネックは、レンズ自体はクリアなのですが、射手側から赤みがかったルビーコート越しにサイティングするため、暗がりでは見えにくくなるかもしれません。
さらに、スペーサーを挟むことによって高さを調節できます。
実際にスコーピオンに取り付けてみましょう。
低い方
高い方
見た感じはそんなに変わりはないですが、高いほうがサイティングしやすく感じました。
全体が金属製で剛性も充分ですし、レールにしっかり食いついてくれています。
何よりスコーピオンの見た目にマッチしている(個人的に…)ので、満足のいく買い物でした。
89射目 S&T タボール21 Pro Ver サイレンサー取り付け
昨年末に購入したS&T 製タボール21 Pro Ver の記事が中途半端でした。
コイツはトリガースプリングが外れてしまったという事で、前オーナーがサバゲー使用歴無しの新古品をジャンク品として出品していたところを、格安で手に入れました。
我が家に来てメカボを開けた時点で、セクターギアの歯が折れていたり、正体不明の金属片が入っていたりとジャンク品にまごうこと無い状態でしたが、メカボのオーバーホールやモーター交換、配線の高効率化など僕ができる事を全て行った結果、安定して初速91前後が出る良個体へと変貌させることができました。
スプリング交換や嵩上げなど、メカボに負担となるカスタムはしていないので、ポテンシャルを秘めた可愛いヤツです。
前回の記事でインナーバレルを延長したところまでご紹介したのですが、延長したことによりハイダー
から飛び出てしまったので、コレを隠すサイレンサーを探していました。
めんどくさいのが正ネジだったコト。
いいな~思うやつはたいてい逆ネジなので、探すのに一苦労しました。
アダプターを買えばいいんでしょうが、経費節減のため地道に探して見つけたのがコレ。
AC コンパクトキラー アンプリファイヤーと言うそうです。
絶版品で、メルカリで2,111円で購入。
銃口はラッパ型ですが、一般的なサイレンサー形状にする為の蓋も付属しています。
当然中身は空っぽです。
実はコイツ、可愛いのですがブローバックのせいでちょ〜うるさいのです。
仮にサイレンサーを付けたとて帳消し。
どうせならばとラッパ型にすることにしました。と言う事はサイレンサーではないですね…。
という事で、冒頭の写真のようなスタイルになりました。
初速はもう少し欲しいところなので、いつかスプリングを交換しようと思います。
88射目 東京マルイ スコーピオン Mod.Dの分解・メンテ③
今晩から北海道は大雪になる模様。
道民は雪慣れしているとはいえ、やはり憂鬱。
最近は列車が遅れがちなので、毎朝定時に出社できるか自体もあやしい状況。
さすが試される大地、北海道…。毎日試されてます。
それでは前回の続きです。
満を持してメカボを開けます。
まずノズルはメカボを開ける前に取ってしまいます。
回すとポロッと取れます。
そしてビス4本を外します。
長さは全部同じでした。
シリンダーを押さえながらパカッといきたいところですが、その前にスプリングのテンションを開放しましょう。
左下の大きい方の穴に細い棒を入れて逆転防止ラッチをずらすようにすると開放されます。
メカボ結構カッチリ閉じられているので大丈夫ですが、コレはビスを抜く前にやっておいたほうがいいかもしれませんね。
シリンダー押さえながら、スプリングが弾けないように今度こそパカッといきます。
結構ドロドロ。
前オーナーは半年前に新品購入したようですので、ホントだとするとこんなに汚れるもんなんですね。
バラバラにして洗浄しました。。
一部手抜きしていますが、何しろ購入後半年しか経っていないみたいなのでご容赦を。
幸いギアなどのパーツに欠損は見受けられませんでした。
シリンダー内はグリスが切れかけていたので、気密を取り直してメカボを閉じましたが、ギアの軸などが言う事を聞いてくれず四苦八苦。
特にお前だよ逆転防止ラッチ!!
そういえば、黒の丸いシールは組んだあとに気づきましたが、目隠しシールです。
コレが無いとセレクターと本体の隙間からメカボが見えてしまうので、大事に剥がした方がいいですよ。
そしてメカボを本体へ組みました。
そうそう、前オーナーが半年前の新品購入後(しつこい(笑))に交換して消耗していたチャンバーパッキンはマルイ純正に交換しました。
そして7.4Vリポで0.2を撃ってみた初速がコチラ。
以前が73.5だったので4ほど初速が向上しました。
屋内で使うのであればコレでいいのですが、今のところ屋外で使用予定なので、80半ば位の初速は欲しいトコロ…。
スプリング交換はリスクがありそうなので、ロングインナーバレルやスペーサー等での初速向上を引き続き検討したいと思います。
87射目 東京マルイ スコーピオン Mod.Dの分解・メンテ②
三連休も終わり、同時に正月気分も終焉を迎えました。
これから何を拠り所に毎日を過ごせばいいのか……。
何か目標があれば頑張れるんですけどね。
さて今回は前回に引き続き、東京マルイ スコーピオン Mod.Dの分解とメンテナンスをご紹介します。
この電動ガンは、東京マルイの製品ラインナップの中では電動コンパクトマシンガンに区別されています。
名前の通りコンパクトな見た目に加えて、メカボックスやチャンバーまわりなど、従来のスタンダード電動ガンと構成はほぼ同じなのですが、専用のパーツが組み合わさっています。
スタンダード電動ガンのMP5Kは、電動コンパクトマシンガンを加えても小さい方ですが、こちらのメカボはスタンダード共通のメカボです。
電動コンパクトマシンガンは、どちらかと言うと電動ハンドガンのパーツと共通性があるので、以前にM93Rを分解したときの経験が今回は役に立ちました。
前回はメカボの取り出しと、グリップの取り出しまで行いました。
ここまでの感想としては、スタンダードよりもシンプルで簡単にアクセスできる印象です。
ですが配線は端子がゴチャゴチャしていました。
この銃はリポバッテリーで運用が前提なので、FETを入れます。
前回の記事でもご紹介しましたが、事前にフリマアプリで高効率配線一式を購入していました。
簡易プリコックとヒューズ付きで2,800円。
FET単体で購入して組もうかと思いましたが、配線やらを揃えていくと結局同額位になりますし、配線の長さも機種に合わせてくれているので、僕はいつも一式を購入しています。
付属の取付説明書を読むと、モーターから出ている配線を利用して取りける方法でしたが、せっかく高効率化するので、モーターから直に繋ぐ方法にしました。
ただコレにはデメリットがあるのですが後で説明します。
イメージとしてはこんな感じですね。
上に飛び出ている端子は緑の信号線を取り付け、白の2本はモーターに接続します。
ちなみにヒューズボックスは不要になるので、取り外していますよ。
メカボもともとついていた配線は不要なので撤去。
仮にハンダで結線してみたところ、問題なく動作しました。
先程触れたこの配線ルートのデメリットは、メカボを開けようとするたびに、配線ごとグリップがくっついてきて煩わしいことです。
モーター端子との接続方法を変えればいいのですが、ソレは次回以降考える事にします。
次回はメカボを開けてみます。
86射目 東京マルイ スコーピオン Mod.Dの分解・メンテ①
メルカリで購入した中古品ですが、社外インナーバレルが入っている割には初速が芳しくありません。
新品購入後6ヶ月の割には外装に傷が目立つし、正直なところハズレだったと思います。
細かいですが、到着後ホップがゼロじゃなかったり、リポバッテリーの残量が高かったりと、あまり大事に扱われていなかったのかなーという印象です。
しかしソレは逆に調整やカスタムのしがいがあるとポジティブにとらえ、早速分解開始!!
今回も居間のコタツより諸先輩方の手順をネットで確認しながら進めていきます。
まずはマガジンをぶっ刺す所の前に位置するイモネジを外します。
外すと側面のピンが抜けるようになるので、コレも抜きます。
お次は上についてるレールのうち、写真で言うところの一番右のネジを抜きます。
するとハンドガードが外れます。
アッパーレシーバービス止めされていないので、前方に軽く力を加えてやるとパッカリと取り外すことができます。
この時に挟み込まれる形で固定してあったセレクターも外れます。
バレル一式は後ろへ引き抜きます。
純正のインナーバレルは真鍮製で黄色がかっているので、購入したときの説明文の通り社外製に取り替えられていますね。
このサイズのチャンバー周りは初めて見るのですが、シンプルな構造なので整備しやすそう。
パッキンも紫色なので、こちらも説明文の通りライラクス製に交換されています。
見た感じ変形しているので交換したほうが良さそうです。
こうなりたくないので、使用後はホップをゼロにした方がいいんですよね。
それではメカボを外しますが、ノズル横のビスを外します。
ビスを外し、メカボ自体をマズル側に持ち上げるようにするとあっさりとメカボが外れました。
メカボがあったスペースはこんな感じ。
仮にセレクターをセーフティポジションで戻すとこうなります。
余談ですが、個人的にエアガンの分解でセレクターの戻しが一番苦手です。
メカボのオーバーホールを終えて全体組み直したときに、セレクターの不調で手戻りになることが結構多いので、必ず元の位置は写真で記録しておくことにしています。
カットオフレバーとセレクタープレートは持ち上げると外れます。
次にグリップを外しますが、本体と固定しているビスを2本抜きます。
トリガーガードと軽く干渉していますが、あっさりと外れるはずです。
グリップ上部の接点を抑えているパーツは、見えているビスを3本抜くと外れます。
いやー、見た目面倒くさそうですね…。
今回は事前に用意していたFET付きの高効率配線ユニットに交換します。
どこをどう繋げばいいかパッと見ではわかりません。
ビスを一本抜いてグリップから一式を引き抜きます。
この時、ヒューズボックスはグリップ内で固定されているので、繋がっている端子を外す必要があります。
ちなみにヒューズボックスは固定箇所が割れてしまったので復元不可になりました。
まあ、新しい配線ユニットにヒューズがもともとついているので不要にはなります。
コレでだいたいバラし終えました。
次回は配線交換やメカボのオーバーホールを記事にしたいと思います。